借金が膨らんでどうしようもない場合は早期解決を!

サラ金とか街金といったちょっと怖いイメージのある借金ですが、今ではキャッシングやカードローン、アプリローンみたいなとてもとっつきやすい名称になり、誰もが簡単に利用できるようになっています。

そのため、手軽に借りてしまいとんでもない支払い地獄にはまって抜け出せなくなってしまっている人も多いのではないでしょうか。

現在借金があっても計画的に返済ができている間はまだいいのですが、滞納が続いてしまったり、支払が滞ったり、返しては借りるといった自転車操業のようになってくると危険信号です。

そのうち生活に支障をきたすような公共料金の支払いや家賃などが払えなくなってくる可能性もでてきます。今回はどうしても返済が難しくなった場合の対処法を紹介いたします。

自力で抜け出せない場合は身内に相談するのがベスト

もし可能なら両親や兄弟、配偶者など家族に相談するのがいいでしょう。但し、身内と言っても親戚などはあまりおすすめしません。例え仲の良い親戚でもお金が絡むとトラブルのもとになる可能性が高いです。

よく親族でのお金に関するトラブルの話を聞くことも多いと思いますが、自分の家族以外の身内に相談するのはやめておくほうがいいでしょう。

家族に知られたくないとかという理由で相談せず自分で何とかしようとして、さらに深みにはまってしまう例も少なくありません。完全に取り返しのつかないところまでいくよりは入口で助けを求めるほうがいいでしょう。

また、他にも仲の良い知人や友人にお金を借りるという方法もありますが、できれば避けたいところです。すぐに返せない時や約束を守れなくなった場合などはトラブルに発展する可能性もありますので注意が必要です。

大きな滞納などがなければおまとめローンも

例え自転車操業状態であっても毎月ちゃんと返済できているのであれば、おまとめローンに借り換えを検討するのもありでしょう。複数の借金をひとつにまとめることができるので、今後の返済の目処も立てやすくなり、完済への道も近くなります。

もちろんおまとめローンも誰でも満額貸してくれるわけではありませんし、審査ももちろんあります。広告などを見ると簡単に貸してくれそうな雰囲気で作られていますが、特に銀行などのおまとめローンはそれなりに審査も厳しいです。

ただ審査が通って融資が決まれば金利も安くなるので、返済計画も立てやすいので長期的に考えれば一度申し込んでみるのもいいと思います。

どうしても選択肢がない場合は債務整理ですっきりしよう

債務整理=自己破産みたいなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。債務整理といってもいくつか種類があり、必ずしも自己破産と言うことではありません。

債務整理をすれば一定期間クレジットカードを作れなかったり、ローンを組めなかったり等の処置は取られる可能性はありますが、現時点で済が滞っている状態をずっと続けるよりは絶対にプラスになるはずです。

債務整理には3種類あります。1つ目は任意整理です。3種類ある債務整理のうち唯一裁判所を通さない手続きで、借金の事実を知られるリスクが低いです。他の手続きより個人再生や自己破産に比べて借金の減額幅が小さく、信用情報機関に事故情報が登録されてブラックリストに載り、5年間はクレジットカードを作ることやローン契約が不可能になってしまいます。

もうひとつは個人再生です。裁判所への申し立てを通して、借金を5の1から10分の1まで減額できる方法です。個人再生は、持ち家を残した状態で借金を大幅に減額できますが、デメリットとして官報に情報が載ってしまうこと、5~10年はクレジットカードを作ることやローン契約が不可能になってしまいます。

そして最後は自己破産です。裁判所での手続きを通して、借金をゼロにできる方法です。自力で返済できる力がない場合の選択肢です。減額幅は最も大きい反面、デメリットとして家や車などの高額財産を失うこと、最大10年間はクレジットカードを作ることやローン契約が不可能であることです。

現状を把握してまずは弁護士事務所や司法書士事務所へ相談をしよう

任意整理などの債務整理をすることでかなり毎月の返済額が減額されるため、今の生活はかなり改善される可能性は高いです。借金だらけの状態で何年間も生活するよりは、早期に任意整理などで解決をして少しでも快適な暮らしを手に入れるほうが長期的に見ればよい方法であることは間違いありません。

こうした業務は自分でするには難しいため、法律事務所や司法書士事務所に依頼をすることになります。債務整理や借金問題を得意としているところも多くありますので、債務整理ランキングをチェックして調べてみるとよいでしょう。都市部であっても地方であっても日本全国から探せるので、どうしても苦しくなった人はぜひ参考にしてみて下さい。

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