決して放置してはいけない!虫歯のお話

「あれ?ちょっとこっちの歯のあたりがズキズキするなぁ、水を飲むときキーンとしみるなぁ。」

そうですね。もう虫歯になってるって、気が付いているんですよね。
だけど、歯医者に行くのは、痛い思いをしそうで怖いし、通院も面倒だし、どうしても後回しになったりと、虫歯のことを考えないようにしてしまいがちですね。

実は、虫歯は、進行性の病気と言われています。自然治癒することは、ないのです。

「虫歯になったけど、ほったらかしにしておいたら、いつの間にか痛みがなくなったみたい。もう治ったかも知れないな、良かった良かった。」こんな話をよく聞きますね。

でも、これは大間違い。痛みが引いたのは、強力な虫歯細菌により、歯茎の奥の神経が腐り、死んでしまったからなのです。そして、これだけでは収まりません。そのうち膿がたまり、全身疾患や内臓疾患の引き金になってしまうこともあるのです。

歯医者での治療の痛みどころでは、なくなってしまいます。

でも、そうなる前に、出来ることがあります。毎日の正しい歯磨きと、口内ケアです。もしも、虫歯になってしまったとしても、放置などせずに、きちんと歯科医に診てもらい、早期治療をすることが重要です。治療後には、正しい口内ケアを教えてくれることがほとんどです。

美味しい食事を摂ることは、人生における大きな楽しみでもあります。自分の歯で、健康な歯で、美味しいものをしっかりと噛みしめることが出来るように、毎日できることに向き合っていきたいものですね!

虫歯の痛みが無くなる?

寝る前にアルコールを飲み、歯磨きをせず寝てしまう事は無いでしょうか。仕事終わりの夕食後に、疲れて歯磨きをせずに寝落ちしてしまうことは無いだろうか。歯磨きを怠っていると、食べ物を噛んだ時や歯磨き中に歯に痛みを感じ、虫歯になったと自覚することがあります。

ただ歯医者に行く事を面倒だと思い1か月ほど放置したある日、痛みが無くなったのである。虫歯が治った訳では無いとはわかっているものの、痛くないのであれば歯医者には行かない。また数か月後、別な場所に痛みを感じ、「痛み」と「痛みが治る」ことについて調べてみました。

放置した虫歯は、歯の内部まで侵食し神経を刺激する。これが痛みである。ではなぜ痛みがなくなるのだろうか。虫歯が治ることはあるのだろうか。初期段階の虫歯であれば、歯の表面のエナメル質に必要な成分を構成し直す「再石炭化」という現象により自然に治ることが期待できるという。

しかし一度痛みを感じた虫歯。歯の表面の虫歯であれば神経に届くことは無く、痛みは感じない。その為、痛みのある虫歯を放置し治った。という事は考え難い。

ではなぜ、痛みがなくなったのだろうか。虫歯の放置を続けると、痛みを感じる神経さえも虫歯菌が殺してしまい、痛みを感じなくなる事があるとの事。治るとは真逆である。

急いで歯医者の予約を取り、診断してもらった。虫歯が進行しており、顎の炎症などの異なった症状に発展する可能性があり、抜歯する事となった。歯にもお財布にも痛い結果となってしまった。虫歯も早期治療が大切である。

歯磨きは歯と歯肉の境目を丁寧に

歯磨きの際は歯と歯肉の境目をしっかりブラッシングすることを心がけましょう。歯垢をきちんと取るためです。口の中に残っている食べかすは、24時間で歯垢になります。歯垢はそのままにしていると、唾液中のミネラルと結合して固くなります。

固くなった状態が歯石です。歯垢は48時間以内に歯石になってしまいます。歯石は表面がザラザラしており、歯垢が付きやすくなっています。歯石が一旦できると、歯垢が溜まりやすくなります。歯石がついたままにしていると、虫歯や歯周病になりやすいとされています。

虫歯や歯周病になる原因の細菌が、歯石から辺りに広がるためです。歯石になってしまうと、歯磨きで除去するのは困難です。歯茎や歯を傷めずに歯石を除去するのは、自分では難しく、歯科医院に行くことになります。歯石になってしまう前に、歯垢をきちんと取るようにしましょう。

歯垢が付きやすいのは、歯と歯肉の境目や噛み合わせの面です。歯磨きの際に、歯と歯肉の境目や噛み合わせの面を入念にブラッシングすることが大切です。

歯ブラシだけでは十分にブラッシングすることは難しいので、歯ブラシの後にデンタルフロスを使うのがお薦めです。歯磨きが習慣になっていて、職場にもマイブラシを持参する人が増えました。

習慣になった歯磨きを、さらに効果的にするには念入りにブラッシングする箇所を把握することが大切です。歯と歯肉の境目は入念にブラッシングしましょう。

虫歯は自然に治る?治らない?

虫歯にかかったことがある方はどのような思い出があるでしょうか。夜も眠れず、食事はおろか、水やお茶を含んだだけでも激痛が走って転げまわった経験がある方もいれば、虫歯があることに全く気付かず、歯科検診や歯医者で指摘されて、初めて虫歯になっていることを知ったという方もいると思います。

虫歯は、ある日突然劇的な症状が出るのではなく、気づかないうちに少しづつ症状が進んでいく病気です。そして虫歯の特殊なところは、ケガをすると傷が治るのと違って、ひとたび進行した虫歯になってしまうと自然には治らないという点です。少しでも早めにお近くの歯医者に行くことをおすすめします。線でいであれば仙台市青葉区の歯医者が人気なので、個人的にはおすすめしています。

いずれにしても虫歯になって出来た場合は、穴の中に潜んでいる虫歯菌をきれいに削り取って、できてしまった穴を人工的な材料でふさぐという治療が必要になります。さらに進行した虫歯の場合は歯の中の神経を取り除いて、内部を消毒し、神経を取り除いた穴をキチンとふさいだ後、土台を立てて差し歯をかぶせるという治療が必要になり、治療に要する時間も費用もどんどん膨らんでいきます。

このように、一方通行のように進行していく虫歯ですが、唯一、健康な歯に引き返すことができるポイントがあります。虫歯になると歯の表面は黒っぽくなり、歯の表面は溶けて穴があきます。

そうなる一歩手前の段階では、歯の表面に白い斑点のような模様が浮かびます。これは、脱灰といわれる状態で、歯の結晶が溶けてはがれてしまっているけれど、まだ虫歯になっていないという状態なのです。

この白い斑点の状態だともとに戻すことができるのです。白い斑点を見つけたら、歯磨きをしっかりすることはもちろんですが、糖分をとる量、糖分をとる回数を見直しましょう。糖をへらし、歯ブラシをしっかりすることで、唾液の中のカルシウムが歯に取り込まれ、もとの健康な状態に戻すことができるのです。

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